しららはま

イナバウアーはそもそも50年代に活躍した西ドイツ（現ドイツ）のフィギュアスケートの選手イナ・バウアー（Ｉｎａ　Ｂａｕｅｒ）が考案した技。
イナ・バウアー選手はヨーロッパ選手権や世界選手権でも活躍した名選手で、映画にも出演した人気者だった。
もっとも、オリジナルのイナバウアーは足技で、上半身は関係ない技。
行う選手も、これまではちょっと後ろに反るという程度の技で、今回トリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香選手のように深く後ろに反り返るイナバウアーは、世界的にも例がないと言われている。