しららはま

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日本ハム・岡島、FAでRソックス入り決定
北海道日本ハムファイターズよりフリーエージェント宣言をしている岡島秀樹投手が、レッドソックスに入団が決定。
ポスティングシステムで入団が決定した松坂大輔投手と同僚になることになった。

以下はスポーツニッポンの記事より


岡島もRソックス!日本人投手リレーだ
2006年12月1日(金) 6時5分 スポーツニッポン

 日本ハムからFA宣言した岡島秀樹投手(30)のレッドソックス入りが30日、決まった。2年総額300万ドル(約3億4800万円)の好条件で、3年目は球団が選択権を持つオプション契約となる。11月30日(日本時間1日)にも現地で正式発表の運びとなる。巨人から日本ハムへ移籍1年目の今季は44年ぶりの日本一に貢献。米国でも貴重な中継ぎ左腕として、入団が確実な松坂と“日本人リレー”が実現する。

 移籍先をメジャーに絞っていた岡島の夢がついにかなった。この日までにレ軍と代理人のピーター・グリーンバーグ氏の間で2年総額300万ドル、3年目は球団側が選択権を持つという好条件で合意した。

 岡島は今季開幕直前に日本ハムへ移籍。中継ぎとして55試合に登板して防御率は2・14。安定感ある内容で44年ぶりの日本一、アジア制覇に大きく貢献した。しかし、シーズン終了後に在京球団、もしくはメジャーへの移籍を視野に入れてFA宣言していた。11月中旬には移籍先をメジャー一本に絞り込み。計7球団からオファーが入ったが、岡島は「ボストンよりいいオファーはあったけど、最初から興味を示してくれたのがボストンでしたから」とレ軍に決めた理由を話した。

 今季のレ軍はチーム防御率が30球団中26位の4・83。4年ぶりのプレーオフ進出を逃した。なかでも左腕不足は深刻で、今季はロペスの27試合(1勝0敗1セーブ、防御率2・70)が最多だった。本拠地フェンウェイ・パークは高さ約11・3メートルのグリーンモンスターのある左翼に比べ、右翼フェンスは低く“左打者天国”。エプスタインGMも「左打者をいかに抑えるか。今年は苦しいシーズンとなった」と左打者対策を来季に向けての課題に挙げていただけに巨人、日本ハムで、今季まで7年連続40試合以上登板している岡島は弱点解消にうってつけだった。

 11月下旬に渡米していた岡島は29日、エプスタインGM、フランコナ監督とともにボストン市内を散策。町並みも気に入った様子で「ここで頑張ろうという気になりました」とコメント。入団交渉中の松坂より一足早く、日本時間の1日にも現地で入団発表に臨む。

 ≪大塚獲得で日本人3投手リレーも≫レ軍は松坂の独占交渉権獲得、岡島との契約に続く補強は新守護神の獲得となる。エプスタインGMは「クローザーのトレードについて、さまざまな話し合いを行っている。救援陣の布陣は大きく変わることになるだろう」と明言。ボストン・ヘラルド紙では、トレードが濃厚となっている主砲ラミレスの交換候補の1人として、レンジャーズの大塚を挙げた。

 レ軍は今季35セーブを挙げたパペルボンが先発転向の予定。大塚は今季32セーブ、防御率2・11と抜群の安定感を誇り、後釜の守護神としては申し分ない。今年3月、世界一に輝いたWBC決勝でも松坂が先発、最後は大塚が締めて栄冠に輝いた。松坂から岡島を挟んで守護神・大塚へバトンを渡す。“世界一”を再現する夢のリレーが来年、ボストンで実現するかもしれない。

[ 12月1日 6時5分 更新 ]
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