2007.06.04 Monday
阪神、日本ハムに連敗。林が規定打席に到達! 2007.6.3.
札幌ドーム
T 000 000 000 0 F 000 200 00X 2 日本ハムに連敗。しかし、林選手が待望の規定打席到達。 以下は日刊スポーツの記事より 阪神林2位!規定打席到達で3割5分1厘 日刊スポーツ - 2007/6/4 10:13 6回表2死、林はグリンから左翼線二塁打を放つ(撮影・上田博志)<日本ハム2−0阪神>◇3日◇札幌ドーム 札幌で連敗…。外国人監督に14連敗…。苦しい交流戦が続く。光明は3番林だ。今季最少の2安打と寒かった打線だが、その2安打を1人で放ち、存在感を見せた。3日で規定打席に達し、セ・リーグの打率部門2位に登場。ガンガン打って、チームを浮上させろ! 節目の打席に、プレースタイルが凝縮されていた。林が全力疾走でプロ初の規定打席到達に花を添えた。無得点のまま迎えた8回2死。日本ハム武田久にファウルで粘り、最後は外角への変化球にバットを差し出す。緩いゴロは遊撃へ。だが一塁ベースを全力で駆け抜けた。渋い内野安打を放ち、レギュラーとしての証しを手にした。 「最後の打席はチェンジアップかフォークか分からなかったですね。(6回は)真っすぐ待ちでした」 打った球種も覚えていない。とにかく夢中で白球をたたき、そして走った。低迷するチームのなかで今や欠かせない存在だ。 6回2死。先発グリンの外角速球を逆らわずに振り切り、鮮やかなライナーで三塁線を破った。ようやく出たチーム初安打。二塁打を放ち「ノーヒットノーラン」の危機を脱した。この日、阪神打線が放った2安打はいずれも林がマーク。まさに孤軍奮闘だ。 レギュラーに定着し、心身の疲労と戦う日々を過ごす。入団前から右ひざの故障を抱えており、入念なケアを施す。遠征先の宿舎。空いた時間を見つけては、バスタブにお湯を張り、じっくりと半身浴を楽しんでいる。 「疲れが取れるし、気持ちいいんだよね。試合に出続けると疲労もたまるし、ケアもしっかりやっておかないといけないから」 とにかくリラックスを心掛ける。眠る前に1人で缶ビールを片手に、テレビを見るのも至福のひととき。1日に参加した甲子園での指名練習ではフリー打撃を行わず、軽く汗を流しただけだった。体調管理に気を使うのも、好調をキープする要因のひとつだ。 今季13度目のマルチ安打を達成し、打率3割5分1厘に上昇。いきなり打率部門2位にランクインした。ヤクルト青木(3割6分7厘)しか上位はいない。シーズン終盤に首位打者を争う「資格」も得た。毎朝、スポーツ紙の打撃成績表をチェックする楽しみもできた。それでも心のスキは作らない。「これから先は長いですからね。とにかく頑張ります」。花開いた打撃技術を頼りに、長いシーズンを走る。 [ 2007/6/4 10:13 更新 ] |