2008.05.21 Wednesday
2008年交流戦 対オリックス戦 2008.5.20.
AK不敗神話消滅…アニキ悔し、アベック打点も9連勝でストップ
サンケイスポーツ - 2008/5/21 8:03 交流戦、オリックス4−3阪神、1回戦、オリックス1勝、20日、京セラD大阪 有言実行のスタートだった。一回二死三塁と先制の好機に金本のバットがさっそく火を吹く。先発・近藤の甘いカーブを右前へ運び、いち早く08年交流戦の第1打点をマークした。 「何もない。打ったのはカーブ。先取点? とくに何もないよ」。サンスポ名物企画「猛虎のお約束」で「交流戦で打点を加えた2冠王」と宣言した通り。今季7度目のマルチ安打、2打点の大暴れだ。だが逆転負けに厳しい表情のまま球場を後にした。 新井の中前適時打で2点目を追加した五回二死一塁では、近藤のストレートを鮮やかにとらえて中堅への二塁打。「チェンジアップが頭にあったけど、合わせてバットを出せた」と納得の2打点目だった。 愛用するファイテン社のネックレス「RAKUWAネック」をこの日から2本つけた。今年のラッキーカラーであるスカイブルーに加えて、金本オリジナルカラーのレッド。「きょうから『気持ちを新たに』ということだそうです」と同社担当者。交流戦仕様で気合が入っていたのだが…。 「きょうの反省は3点目を取った時点で『勝った』と思ってしまったこと。でも、3点目を取ったら4点目と、もっとどん欲にいかないと」。広沢打撃コーチは執念の不足を指摘した。 新井とのAK砲がともに打点を挙げた試合は今季9戦全勝だったが、その不敗神話がストップした。アニキの悔しい表情が打線にどん欲さを呼び戻してくれるはずだ。 [ 2008/5/21 9:29 更新 ] |