2006.12.07 Thursday
大阪市西成区で5階建てビルに3300人の住民登録
大阪市西成区のとあるビル(5階建て)に何と3300人の住民登録を西成区役所が受理していたことが発覚。
仮に住民登録した人が全員ビル内にいれば、このビルは崩壊するだろうというくらい細長いビルである。 以下は毎日新聞の記事より <住民登録>5階建てビルに3300人 大阪・西成区役所 大阪市の西成区役所が、あいりん地区にある特定のビルに約3300人もの住民登録を受け付けていたことが7日、明らかになった。日雇い労働者の求職者給付を受ける際の「住所」として利用されるなどしていた可能性があるといい、市は「多数の登録があるとの認識はあったが、書面に不備はなかったので受け付けた」と説明。実態を調べたうえで職権での解消手続きも検討するという。 同区役所によると、登録の舞台となっていたのは同区萩之茶屋2にある5階建てビル。日雇い労働者らの支援組織が入居するビルで、現場周辺には日雇い労働者向けの簡易宿泊所などが立ち並ぶ。市は「一般に、転入届を出した人の家を個別に確認作業することは不可能で、書面に不備がなければ受け付けているのが実情。住民登録のためには居住実態があって生活の本拠地であることが必要。職権で一律に登録抹消などをすると給付に影響を与えかねず、職業安定所などとも対応を協議する」としている。 西成区の男性になりすまし住民基本台帳カードを不正に取得するなどした有印私文書偽造などの容疑で、京都府警が逮捕した男の捜査で判明した。 (毎日新聞) - 12月7日14時12分更新 |