2006.12.08 Friday
アジア大会・野球は銀メダル獲得
あまり日本ではアジア大会の野球について報道されていない感じだった。今回のチーム編成は社会人と大学生から全日本メンバーが選出されているのも一因か?3月のWBCみたくプロ選手が参加し優勝すればメディアの扱いも違ってくるだろうが、銀メダルでも日本代表として精一杯戦ったから代表チームには「よくやった。お疲れ様。」と言ってあげたい。アマチュア代表でも銀メダルを獲得できたことは日本の野球はレベルが高いということが証明された形だ。
これで今年も本当に野球が終了してしまった。来年の春まではオフになってしまう。野球好きにはこたえる季節だ・・・ 以下は毎日新聞の記事より <アジア大会>日本、台湾にサヨナラ負けで銀メダル 野球 ドーハ・アジア大会の第7日、6チームによる総当たりリーグ戦の野球は最終戦が行われ、日本が7―8で台湾にサヨナラ負けを喫し、4勝1敗で銀メダル。3大会ぶり2回目の優勝を逃した。5戦全勝の台湾は初優勝。日本は社会人・大学生のアマによる選手編成で、台湾は米大リーグや日本プロ野球で活躍するプロ主体だった。 台湾は1点を追う九回1死二、三塁で、林智勝が左前へ2点適時打を放った。日本は八回に吉浦(日産自動車)の左中間2ランで逆転したが、3番手・高崎(日産自動車)がリードを守りきれなかった。 ◇日本、惜敗も素晴らしい試合…アマでプロに食らいく 痛烈な打球が、前進守備の三遊間を抜いていった。マウンド上でがっくりしゃがみ込む、日本の3番手・高崎。九回1死二、三塁から、台湾5番・林智勝にサヨナラ2点左前打を打たれ、シーソーゲームの決着はついた。 日本は勝負をあきらめない粘りは見せた。3点のリードを逆転された直後の八回、1死二塁から2番・吉浦が初球の直球をはじき返し、左中間フェンスを越える逆転2ラン。打撃の基本である中堅返しを実践した一打だった。垣野監督は「世界の舞台で好投手から引っ張ったり、流し打ったりなんてできない。センター返しを心掛けていけ」と、打線に徹底させた。 一回の吉浦の先制適時三塁打も、外へ逃げるシュートをとらえ、中堅手の頭上を越したものだ。パワー重視の台湾や韓国とは異なる、日本らしい打撃の神髄は、十分に披露した。 惜しまれるのは先発・磯村を引っ張りすぎたこと。六回から疲れが見えていたが、七回も3連打を浴びるまで続投させてピンチを広げ、一挙4点を失った。 日本はメンバー全員が社会人と大学生のアマ選手。それでも、プロ選手で固めた韓国や台湾に対して全力で食らいついた。「アマ・ジャパン」のドーハでの戦いは、3大会ぶりの金メダル獲得こそ逃したが、素晴らしい試合を見せてくれた。 ◇野球 ▽リーグ戦 日 本(4勝1敗) 120001120◆7 002000402◆8 台 湾(5勝) (日)磯村、服部、高崎―鈴木健、中野(台)姜建銘、耿伯軒、潘威倫、増菘●(王へんに韋)―陳峰民▽本塁打 吉浦(日) (毎日新聞) - 12月7日22時10分更新 |