![]() 2007.08.23 Thursday
星野ジャパン、北京プレ五輪を制す 2007.8.23.
中国 200 000 000 2
日本 040 001 00X 5 以下はスポーツナビの記事より 星野ジャパン、北京プレ五輪を制す! 来年行われる五輪のテストを兼ねた北京プレ五輪大会・決勝が23日、ウクスン球場で行われ、星野仙一監督率いるプロ・アマ合同の日本代表が中国に5対2の逆転勝ちで優勝を決めた。 日本代表は先発・加藤幹典(慶大)が初回無死から四球、三塁打、安打で2点を失う。しかし2回、2死一、二塁から田中大二郎(巨人)がライト前タイムリー。さらに大和(阪神)が左中間を破る2点タイムリーを放ち試合をひっくり返すと、佐藤吉宏(北海道日本ハム)もセンター前タイムリーで続き、3連打で一挙4点を挙げ逆転に成功。6回には加治前竜一(東海大)のタイムリー三塁打で1点を追加した。投げては2番手・植村祐介(北海道日本ハム)、3番手・久米勇紀(明大)、4番手・長谷部康平(愛工大)が無失点リレーでリードを守り切った。 試合終了後には、日本代表選手たちが星野監督を高々と胴上げ。日の丸のユニホームに身を包んだ“闘将”は三度、宙を舞った。悲願の北京五輪金メダルを目指す星野ジャパンにとって、最高の形での船出となった。 ★=日ヘンに立 ☆=火に韋 ■星野監督「胴上げは3回じゃ物足らん」 (久々ユニホームを着ることで、北京プレ五輪をリハビリ期間と位置付けていたが)成果は100パーセント以上。熱くなったし、燃えた。12月(の北京五輪アジア予選)に向けて、やっぱりピッチャーがしっかりしなければ。若いやつらが弾みを付けてくれた。(優勝を決めた後の)胴上げは3回じゃ物足らんな。 1回表 日本の先発は慶大の左腕エース・加藤幹典。中国は先頭の候鳳連が四球で出塁すると、2番・王超が右中間を破るタイムリー三塁打。3番・賈★氷もライト前タイムリーで続き、2点を先制した。 1回裏 中国の先発は日本のプロ野球・中日に在籍したこともある右腕・呂建剛。日本は1死走者なしから2番・大塚淳(東京ヤクルト)がセンター前ヒットで出塁するが、けん制死。続く坂本勇人(巨人)もレフトフライに倒れ、得点ならず。 2回表 先制を許した加藤だったが、2回は立ち直りを見せストライク先行のピッチング。中国打線を3者凡退に抑えた。 2回裏 2回裏、日本は2死一、二塁から田中大二郎(巨人)がライト前タイムリーで1点を返す。続く大和(阪神)が左中間を破る2点タイムリーを放ち試合をひっくり返すと、佐藤吉宏(北海道日本ハム)にもセンター前タイムリーが飛び出した。この回、3連打で一挙4点を挙げ、逆転に成功。 3回表 逆転を許した中国だが、3回表の攻撃も2イニング続けて3者凡退に終わった。 3回裏 2点をリードする日本、3回裏はこの試合初めて3人で攻撃を終えた。 4回表 中国の4回表の攻撃。2死二、三塁のチャンスをつくるも、後続が倒れて無得点に終わった。 4回裏 日本、4回裏は2イニング連続で3者凡退を喫した。 5回表 5回表から、日本は2番手・植村祐介(北海道日本ハム)がマウンドに上がる。予選リーグ・フランス戦で好リリーフを見せた植村だが、今回も11球で3者凡退に切って取った。 5回裏 日本の5回裏の攻撃。先頭の佐藤がレフト前ヒットで出塁するも、後続が倒れて追加点ならず。 6回表 中国の2点ビハインドで、試合は後半戦へ。2死二、三塁と一打同点のチャンスをつくるも、得点に至らなかった。 6回裏 6回裏、日本は2死一塁から加治前竜一(東海大)が右中間へタイムリー三塁打を放ち、1点を追加した。 7回表 7回表、日本は3番手・久米勇紀(明大)がマウンドへ。中国打線を3者凡退に切って取った。 7回裏 7回裏、日本は1死走者なしから佐藤が四球で塁に出る。盗塁で二塁に進むも、後が続かず無得点。 8回表 8回表、前のイニングに引き続き久米が好投し、2番・王超から始まる中国打線を三者凡退に抑えた。 8回裏 8回裏、中国は4番手・趙全勝がマウンドへ。日本打線はあっさりと三者凡退に終わった。 9回表 9回表、日本は4番手として長谷部康平(愛工大)をマウンドに送る。長谷部が中国打線を3者連続三振に抑え、試合終了。星野ジャパンが逆転勝ちで北京プレ五輪を制した。 ![]() |