2007.10.20 Saturday
セ・リーグCS第2S、中日が負けなし5連勝で日本シリーズ進出決定 2007.10.20.
中日、CS負けなしの5連勝!2年連続日本シリーズ進出
10月20日21時28分配信 スポーツナビ 中日がCS5連勝で2年連続の日本シリーズ進出! セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)第2ステージ第3戦が20日、東京ドームで行われ、中日が4対2で巨人に勝利。これで第2ステージの対戦成績を3勝0敗として、球団史上初となる2年連続の日本シリーズ出場を決めた。27日から、パ・リーグCS覇者の日本ハムと日本シリーズを戦う。 先手を取られた竜が、主砲の一発で息を吹き返した。3回まで巨人の先発・高橋尚の前に無安打に抑えられていた中日は、1点を追う4回1死から井端が死球で出塁。森野もセンター前ヒットで続き、一、二塁のチャンスを迎える。ここでウッズが真ん中への139キロストレートをライトスタンドに運ぶ逆転の3ラン本塁打。「ミスショット」と振り返った主砲だったが、一発で試合を一気にひっくり返した。さらに7回には好調の谷繁がレフトスタンド中段へソロ本塁打を放ち、貴重な追加点を挙げた。 投げてはCS第1ステージから中5日の登板となった先発・中田が、制球に苦しみながらも粘り強く投げ続けた。2回に二岡に先制のソロ本塁打、4回には四球と暴投でピンチをつくり、小笠原にタイムリーを浴び1点差に詰め寄られた。8回途中まで3ボールにすることが8度ありながらも、140キロ台後半のストレートの球威は最後まで衰えなかった。7回2/3を投げ124球、6安打(1本塁打)、11奪三振、3四死球の2失点。その後は満を持して守護神・岩瀬がマウンドに上がり、後続を抑えた。 一方の巨人は、1勝もできずにクライマックスシリーズ敗退となった。崖っぷちのマウンドとなった先発・高橋尚は4回1死までパーフェクトピッチングを展開したものの、井端に死球を与え初めての走者を許すと、途端に崩れて逆転を許した。追い上げムードの7回には谷繁に痛恨の一発を浴び、この回で降板。この4回と7回以外は中日打線を無安打に抑えていただけに、“魔の2イニング”が悔やまれた。打線は6回以降毎回走者を出しながらも、ホームが遠かった。 最終更新:10月20日21時28分 |