2007.10.26 Friday
第34回社会人野球日本選手権大会の組み合わせが決まる 2007.10.25.
<社会人野球日本選手権>欽ちゃん球団は大会第4日に初戦
毎日新聞 - 2007/10/25 17:33 11月15日に京セラドーム大阪で開幕する第34回社会人野球日本選手権大会の組み合わせ抽選会が25日、大阪市北区の毎日インテシオで行われた。同一地区、同一企業グループが初戦などで対戦しないようにゾーン分けし、対戦カードが決まった。今夏の都市対抗を制し、88年に史上唯一の2大大会連覇を果たしている東芝は、第3日の第2試合で都市対抗準々決勝で破った松下電器と再び対戦。全日本クラブ選手権優勝の茨城ゴールデンゴールズは第4日の第3試合で三菱重工名古屋と顔を合わせる。23年ぶり2回目の大会連覇がかかる富士重工業は第6日第1試合でバイタルネットと対戦する。大会は昨年より4チーム多い過去最多の32チームが参加し、11日間にわたって単独チームの年間王座を争う。また、開幕前日の14日午後6時から大阪市内で行う開会式で決意表明を務める監督は、抽選の末、初出場の沖縄電力・大城哲也監督に決まった。 【マイク集】 ▽茨城ゴールデンゴールズ・萩本欽一監督 都市対抗や日本選手権で、企業の人たちが自分たちのチームに向ける真剣さや必死さを、ひしひしと感じている。選手はそういうチームの胸を借りて精いっぱい、いい試合をすると思う。私は応援してくれる人たちにありがとうと言いながら、選手を見守りたい。 ▽三菱重工名古屋・加納功監督 注目チームなのでやりづらい面はある。だが、初戦が大事なので、相手がどこであれ、守備を重視した自分たちの野球をやるだけ。 ▽日本生命・杉浦正則監督 都市対抗後は、個々が一つの課題に全力を尽くし、力にするべく練習した。相手がどこであれ、少しでも強くなったチームを披露したい。 ▽大和高田ク・松永学監督 東京ガスはレベルの高い関東で勝ち上がったチーム。厳しい試合になる。初出場だが、参加するだけでなく、勝ちにこだわりたい。 ▽熊本ゴールデンラークス・田中敏弘監督 (今夏の都市対抗2回戦で逆転サヨナラ負けした王子製紙と対戦)1球の重みが頭に残っている。力を試すのに一番いい相手だ。 ▽沖縄電力・大城哲也監督 (初出場)どのチームと当たっても、うちはチャレンジャー。総力で戦わないと太刀打ちできない。(日本通運に)胸を借りるつもりだ。 ○…東芝−松下電器は、今夏の都市対抗準々決勝の再現。夏は、東芝の平馬らが松下のエース山本之を攻略した。印出監督は「新たな気持ちで初戦を全力で戦う」としながらも、「前回同様に攻略できれば」。一方、松下・北口監督は「待ってました、です。リベンジのつもりで戦いたい」。松下が初優勝した00年は決勝で、2度目の優勝を果たした05年は初戦で東芝と当たった。北口監督は「お互いよく知った同士。選手も気合が入ると思う」と力を込めた。 ○…昨年25年ぶりの優勝を果たした富士重工業は、6年ぶり出場のバイタルネットと対戦する。05年の東北大会で対戦した際は、延長の末3−2で辛勝。村田監督は「粘り強く、楽に勝たせてくれるチームではない」と印象を話す。16年ぶり出場の昨年とは異なり、王者として追われる立場。村田監督は「大会2連覇は目標だが、狙って取れるものではない。1戦1戦しっかり戦いたい」と気持ちを引き締めた。 ○…東京スポニチ大会を制して今大会の出場権を得て、四国大会も制したJR九州は、14年ぶり出場の三菱重工横浜クと対戦する。JABA2大会を制したとはいえ、都市対抗は2次予選で敗れた。吉田監督は「だからこそ、日本選手権への思いは強い。ミスなく、少ないチャンスをものにしたい」と、意欲十分。対する三菱重工横浜クは、クラブ化後初めての出場。望山監督は「どこと対戦しても、うちは挑戦者。強いチームであればあるほど闘志がわく」と話した。 [ 2007/10/25 19:03 更新 ] |