2007.09.19 Wednesday
東京ヤクルトスワローズ、古田兼任監督が退団発表 2007.9.19.
古田兼任監督が退団発表=成績不振で引責、現役も引退−プロ野球・ヤクルト
9月19日17時2分配信 時事通信
ヤクルトの古田敦也選手兼任監督(42)が19日、東京・明治記念館で記者会見し、チームの成績不振の責任を取って2年契約の切れる今季限りで監督を退任、現役も引退し、退団することを正式に発表した。
古田監督は「今季の始まる前から、上位にいけない場合は辞めなければいけないと考えていた。プロは結果が問われる世界。思うような成績が残せず、言い訳はできない。ヤクルトのファンの皆さんに失望感を与えて申し訳ない。選手としては精いっぱいやった」と語り、18年間所属したヤクルトのユニホームを脱ぐ理由を説明した。
古田敦也の略歴
古田 敦也(ふるた・あつや) 兵庫・川西明峰高から立命大に進み、トヨタ自動車時代の1988年、ソウル五輪で銀メダルを獲得。ドラフト2位で90年にヤクルト入りすると、野村克也監督(現楽天監督)の英才教育を受け、1年目から正捕手で活躍。球界を代表する捕手に成長した。
5度のリーグ優勝、4度の日本シリーズ制覇に貢献。最優秀選手(MVP)もリーグ、日本シリーズで各2度受賞した。91年に首位打者。05年4月にプロ野球32人目の通算2000本安打を達成。今年4月に通算2000試合出場を果たした。98年から労組プロ野球選手会会長を務め、06年から選手兼任監督に就任。180センチ、80キロ。右投げ右打ち。兵庫県出身、42歳。
最終更新:9月19日17時25分
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