2007.10.28 Sunday
大リーグ・ワールドシリーズ第3戦松坂が投打」に活躍、レッドソックスが3連勝し王手 2007.10.28.
松坂、投打に活躍で金星! レ軍がWシリーズ制覇へ王手
スポーツナビ - 2007/10/28 14:05 松坂でメジャーの頂点へ王手!――米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔が28日(日本時間)、敵地クアーズ・フィールドでロッキーズとのワールドシリーズ(7回戦制)第3戦に日本人投手として初先発し、6回途中2失点で勝利投手になった。レッドソックスは10−5で3連勝を飾り、ワールドシリーズ制覇へ王手をかけた。岡島秀樹は4番手として登板し、1回を1失点。また、ロッキーズの松井稼頭央は「1番・セカンド」で先発出場し、3安打猛打賞の活躍だった。 松坂は初回、松井稼にいきなりヒットを許すと、味方守備のエラーで無死二塁のピンチを背負う。しかし、後続を切って取って無失点に抑えると、徐々に調子を上げて4回まで力強いピッチングを披露。2安打を許した5回、1死一、二塁と再びピンチを招くも、松井稼を内野ゴロに打ち取るなど無失点に切り抜けた。6回も続投したが、1死から2者連続四球を出したところで降板。2番手ロペスが2本のタイムリーヒットを浴びて、松坂に失点が付いた。この日は5回1/3を投げ、3安打、2失点、5奪三振、4四死球で勝ち投手になった。球数は101球。 また、打撃では第1打席に空振り三振。続く3回2死満塁の第2打席は、スライダーをとらえてレフト前へ2点タイムリーヒットを放った。第3打席はセカンドゴロで、3打数1安打2打点。 松井稼の第1打席は、真ん中のストレートをとらえてセンター前ヒット。第2打席は、外角低めのストレートに空振り三振。5回1死一、二塁の第3打席は外角低めのストレートをバットの先にうまく当てるも、ショートゴロ。松坂との対戦結果は3打数1安打だった。続く第4打席はサード内野安打で出塁後、二盗に成功。第5打席はセンター前ヒットで、この日は5打数3安打1盗塁。 岡島は7回途中、無死一、三塁の場面で登板し、ホリデーに真ん中ストレートの初球をセンターへ運ばれ3ランを許した。しかし、後続を打ち取ってリードを死守。この日は1回を投げ、打者5人に対し2安打、1本塁打、1失点、2奪三振の内容だった。 試合は、レッドソックスが3回に打者一巡の猛攻で一挙6点を奪取。序盤から優位に立つも、6回に2点、7回には3点を返されて1点差まで詰め寄られた。何とか踏みとどまってリードを死守したレッドソックスは、8回に3連打でたたみ掛けて3点を加え、再びロッキーズを引き離した。9回には主将バリテックの犠牲フライでダメ押しの1点を入れ、試合を決めた。 [ 2007/10/28 14:05 更新 ] |