2008.03.16 Sunday
2008オープン戦 S−T 2008.3.15.
新神宮球場を要チェック!赤星、初球バントで転がり方研究
サンケイスポーツ - 2008/3/16 8:01 (オープン戦、ヤクルト4−4阪神=九回規定により引き分け、15日、神宮)Hランプを灯すことよりも、大事な仕事に専念した。テーマは新神宮球場のチェック。両翼が91メートルから101メートル(中堅は従来通り120メートル)と広くなったが、赤星の視線は張り替えられた人工芝に向けられていた。 「(バントは)もうちょっと一塁側に転がしたかった。あれだけボール(の勢い)が死ぬって分かったし、ゴロばかり打っても抜けないと分かった。守備では内野が前に出てくるし、シーズンではその辺を意識したい」 一回、トップバッターで視察の先陣を切った。高井の初球をいきなり一塁側にバントで転がした。投ゴロになったが、表情は曇らない。安打にすることよりも、打球の転がり方を研究するのが狙いだった。三回二死の第2打席も、初球にバントの構え。結局はヒッティングで二ゴロに倒れたが、糸口を見いだそうと必死だった。 和田守備走塁コーチは「毛足が長いというかね。人工芝が寝るまでは打球が死ぬし、ボールが蛇行する。寝れば転がるんだけどね」と特徴を分析。新神宮での守備位置に修正を加えると決めた。 「相手はかなり前で守っていたし、(芝を)良く知っていた。打者によっては、前で守ってゲッツーをとるようにしていかないと」 予行演習を終えて、戦い方の方針も決定。姿を変えた神宮に対する恐怖心はない。 [ 2008/3/16 11:36 更新 ] |