2008.03.31 Monday
阪神、開幕2連勝 2008.3.29.
<阪神>2連勝、岩田がプロ初勝利 横浜、連日で接戦落とす
毎日新聞 - 2008/3/29 19:09
○阪神4−3横浜●(29日)
阪神は投打がかみ合い2連勝。3年目の岩田が6回1失点の好投でプロ初勝利。金本は本塁打を含む3安打2打点で通算2000安打まであと「9」、通算400号本塁打まであと「5」と迫った。横浜は連日接戦を落とし、大矢監督も「今日もあと1本が出なかった」と渋い顔。
▽阪神・岡田監督 岩田は危ない場面もあったが、よく踏ん張って投げたよ。初白星もついて良かった。今年は、出てくると思ったよ。
▽横浜・大矢監督 残念ながら追いつけなかったね。(4番の)村田が良くないなあ(4打数無安打)。早く本調子を取り戻してほしいよ。
◇金本、獅子奮迅の活躍…ひざ手術からわずか5カ月で
阪神・金本が3安打2打点の活躍で3年目の先発・岩田をプロ初勝利に導いた。
一回1死一、三塁、横浜・ウッドから先制の二塁打。24歳の味方左腕をさっそく援護した。三回にも右前打を放つと、1点差の六回1死は初球の変化球を振り抜き、右翼席に運ぶ今季初アーチ。チーム初の本塁打に「あの追加点が大きいよ。去年までなら追いつかれる点差やからな」と岡田監督もたたえた。
選手生命を左右するひざにメスを入れたのが、わずか5カ月前。スイングも、ひざの状態も万全でない。それでも、九回の守備では左翼壁を直撃しそうな当たりに飛びつき、フェンスに衝突。グラウンドに倒れこんだが、両手で大きく丸の字を描いた。「プレー中は(ひざの)怖さなんかないよ。そんなこと考えるひまもない」
自身の通算2000安打まで「9本」、400号本塁打まで「5本」と迫っても、口ぶりは変わらない。「数字は気にしていない。内容のある1本を、いい場面で打ちたいよね」
○…阪神を上回る11安打を放ちながら競り負けた横浜。持ち前のつなぐ打線でブレーキになっているのが、野手でただ一人、2試合通じて無安打の4番・村田だ。この日も1点差の三回、1死満塁で空振り三振。4打数無安打2三振と振るわない。大矢監督は「打ち気にはやり過ぎているのかも知れないなあ。本調子を取り戻してくれればいいんだけど」と、昨季の本塁打王の目覚めを待ち望んでいた。
[ 2008/3/30 0:50 更新 ]
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